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悲しみのメロディ
詩/曲:KATU

東の空に遥かな未来とボクを照らし合わせたら
ホンの少しズれた弧が視える

交わす言葉に躓き憶える 心の窓の曇りは
いつのまにか拭えずにいたよ

異なるサイズのパズルを組み合わせ
窮屈なほどにハメこんでみても
苦しすぎるからハジけるキモチの向き
掻き集めて押し込んでも切ない亀裂を産み出すだけ

悲しみのメロディ 乾いた砂みたいに
指を伝い音を立てながら 流れ堕ちる
涼しげな瞳 セピア色と染まってく
遠い過去に導かれてく2人

「もう1度、もう1度だけと」偽った僕演じる
いつもよりも巧く魅せれない

イビツな2人がグイチに絡んでも
大切なトコロ綻びかけてる
感じてるハズの温もりが薄すぎて
強く抱いて愛し合っても切ない溜め息誘うだけ

ちっぽけな僕は 別れを切り出せずに
フェード気味のキミの幻にしがみつく
寄り添うフォトグラフ モノクロと馴染んでく
遠い過去に置き去られてた2人

もどかしくて...

サラサラ流れるキミの長い茶髪に
纏うように 離れられずにいるよ
優しい声 明日もただ聴きたくて...
少し歯車が狂うと「もうだめなのかな」と弱腰になりつつも、一筋の光がある限り、思わず縋りついてしまう。「人は1人では生きていけない…」そんな人間の"ズルい部分"と"弱い部分"の共存を表現したくて作ってみました。


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