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ナミダピアノ
詩/曲:KATU

か細い指 天に翳し
「未来模写」と無邪気にオドける

背中越しの毀れた瞳は
愁い仕掛けの哀しいシグナル

淋しさ揉み消すように
何度も好きと繰り返す
痛いくらいの激しさで

だから僕だけに響く"ナミダピアノ"
落とした雫の音階 取り逃さないように
愛に応えるには言葉が必要で
流れる蒼の旋律に 緋色の言詞を 刻み込んでゆく

見え隠れの強さ、弱さ
織り成すようにブレンドしている

現在いる心何色?
秋空のように繊細な
心の奥を覗き込む

だから僕だけに響け"ナミダピアノ"
僅かな曲節の揺らぎ 聴き逃さないように
愛を感じるにはあなたが必要で
溢れる未知の五線紙に 慕情の符号記す

終わることない音探しの旅が続くから
明日を求めてる...
オンナの激しい情熱に戸惑いながらも、だんだん心が惹かれていくオトコの姿を表現してみました。


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