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赤裸々
詩/曲:KATU

何処まで彷徨い歩き続ければ見つけられるの
手に触れたもの達に確かめてみる
掌の上で暖めてきたものは
世という風に巻かれカタチ変えていく

終わりの観えないトンネルいつまで駆け抜けてくの
心に触れたもの達に訊いてみる
ガラス越しに映る 胸を包み込む両腕
僕の裏側 悟られぬように しなやかさで纏う

現在の僕は何処にあるの 存在さえ危うい
現在を忘れたいから あなたの波にのまれて...

どれほど「愛」という言葉の意味を探ってるの
まやかしなのか真実なのか視えない
眩い街の灯 偽りだらけの煌き
世間模様に 惑わされてる この灯火も虚像?

現在の僕は何処にあるの 存在さえ危うい
弱さに押しつぶされ その場凌ぎの夜
現在の僕は何処にあるの 存在さえ危うい
現在を忘れたいから あなたの波にのまれて...

赤裸々に零れて 赤裸々に溺れる
狂おしいほど触れ合って 仮初めに嵌る

僕の場所は此処にあるの...
虚しいほど霞んでゆく...

現在の僕は何処にあるの 存在さえ危うい
現在を忘れたいから あなたの波にのまれ...
一時的な孤独からの脱却を求め、彷徨い歩く男の様を描いてみました。


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